XMLの要素や属性などの名前に使用できる文字
名前の1文字目
使える文字 半角英字、漢字、ひらがな、全角カタカナ、"_" など
使えない文字 半角数字、"."、"-"、全角英数字、半角カタカナなど
名前の2文字目以降
使える文字 1文字目で使える文字、半角数字、"."、"-" など
使えない文字 全角英数字、半角カタカナなど
大文字、小文字の区別を問わず「XML」の文字列は予約されているので、名前の最初に使うことはできない。
【正しい名前の記述例】
<Product>赤鉛筆</Product>
<フリガナ>ヤマダタロウ</フリガナ>
【誤った名前の記述例】
<1.Product>赤鉛筆</1.Product>
<フリガナ>ヤマダタロウ</フリガナ>
・特殊文字
XMLでは、タグの開始を表す「<」記号と参照を表す「&」記号を、要素の内容や属性値に直接記述することができない。これらの記号を文字データとして要素の内容や属性値に記述するには、定義済み実体参照や文字参照、CDATAセクションを使用する。
定義済み実体参照
定義済み実体参照とは、「<」記号や「&」記号、シングルクォーテーションやダブルクォーテーションなどの記号を置き換えて記述するための表記方法で、以下のものが定義されている。
文字データとして 置き換えの表記方法
記述したい文字
< <
> >
& &
" "
' '
【定義済み実体参照の例】
「XML文書」
<式>A<B</式>
「式要素の文字データ」
A<B
文字参照
文字参照とは、「<」記号や「&」記号や、その他のキーボードから直接入力できないような文字などを含め、それら任意の文字を文字データとして記述するために、その文字の文字コード(ISO/IEC 10646の文字コード位置)を直接入力する表記方法である。
構文
&# 10進数で表した文字コード ;
&#x 16進数で表した文字コード ;
【文字参照の例】
「XML文書」
<式>A<B</式>
<式>C<D</式>
「それぞれの式要素の文字データ」
A<B
C<D
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