2009年6月18日木曜日

いのちの食べかた

スーパーでトレーに入って売られているお肉って、
元々は畜産場で育てられていた牛や豚や鳥なんだけど、
その間ってどうなってるか知ってる?

私は知らなかった。

まぁどこかで殺されて、皮とか取って、ブロックに切り分けれて、、、

ってことぐらいは考えつくけど

じゃあ、どこでどんなふうに殺されてるのかな?


「いのちの食べかた」って本によると (この本はとってもよかったよ)

東京のスーパーとかに並ぶ牛肉 & 豚肉は全部品川にある肉市場で屠殺
されてるんだって。
何回かこの市場の横を通ってたけど、知らなかったなぁ。


牛の場合は、一頭がやっと通れるくらいのスペースに牛をいれて、
その眉間に3cmくらい針をさすと、牛は麻痺して動けなくなる。
その後、針を刺したところから1mくらいのワイヤを入れて脊髄を
破壊する。これで完全に動けなくなるけど死んでない。
この状態で首を切って血抜きをする。
だから死因は失血死かな。

血抜きをしないと、凝固した血が肉に残って美味しくなくなる。
しかも、血は固まりやすいから心臓が動いている状態で血抜きを
しなくちゃならない。

ちなみに豚の場合は炭酸ガスをかがせて仮死状態にするんだって。

魚でもマグロみたいな大きな魚は血抜きが必要。



そうそう、日本人が一年間に食べる豚は100万頭以上、牛は80万頭くらい。


こういう仕事をする人がいるから美味しいお肉が食べられるんだよね。

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