# いままでにこれに関する話をしたことがなかった!
- なんとなく Google Play を開いてブラウジングしてよさそうだなと思ったアプリをインストールしたことは?
- なにか目的(レシピとか)があってそれのためのアプリを探してインストールしたことは?
- 友達に勧められてインストールしたことは?
このセッションのゴールは「我々がどのようにこれらのオンラインとオフラインの思考プロセスをインストールアプリにつなげようとしているのか、どのように Play 上で見つけられるようにしようとしているのか」について話すこと
1. 新しい Google Play Store のビジョン
2. 検索と発見のアルゴリズムの詳細
3. Play でより見つけてもらうためにできる 5つの具体的な手法の例
数週間前に新しい Google Play Store をリリースした
Personalized, yet personal.
Personalized : 過去にユーザーが教えたこと(何を購入したかなど)に基づいている
何が個人に関連していることなのか?
・ユーザーの領域で有名だから関連している
・特定のカテゴリや開発者に興味を示したから関連している
・友達がそれに興味を示したから関連している
さらに次のレベルに行くために
これらのオススメ毎、コンテンツ毎に、なぜそれを勧めるのか注釈をつけるようにした
・友達が +1 したから
・友達がレビューしたから
・新しい Google Play game services に基づくものもある
Google Play のゴールとして
1. ユーザーが探しているものを簡単にシームレスに見つけられる手助けをする
2. Android により美しいアプリを送る手助けをする
3. 開発者がプラットフォームでよりビジネスできるように手助けする
Major Install Sources
1つめは Browse & Discovery
トップリストやトレンドリストのランキングの順位など
ここには我々が browsing discovery features と呼んでいるものがある
これはさらに3つのサブコンポーネントに分けられる
・Charts
editor's pick やトレンドリストなどの結果
・Personalized Recommendations
去年の Google I/O でローンチしたもの
・Related / Cross-Sell
ユーザーのコンテキストに基づいたもの
アプリの詳細画面で
- このアプリを見たユーザーは、こちらのアプリも見ている
- このアプリをインストールしたユーザーは、こちらのアプリもインストールしている
が表示される
2つめは Search
これは Categorical と Navigational に分けられる
検索の目的は2つある
Categorical
・あるタスクのためのアプリを探している(レシピとか、レストランのレビューとか、マルチプレイヤーゲームとか)
Navigational
・特定のアプリを探してる(友達に勧められたとか、広告でみたとか)
・12% のユーザーが毎日アプリを探している
・50% のユーザーが毎週アプリを探している
・月に検索されるユニークフレーズは 6M+
ビジョンのまとめ
・"Personalized Play made Personal"
・Search & Browse are main install sources
・Bringing to Google Play
Focus on the Good
悪いアプリやスパムアプリを検出することに多くの時間をかけてきた
もちろん、いいアプリを見つけ出すことにも多くの時間をかけてきた
いいアプリにフォーカスすることにより多くの時間を割いてきた
アプリの APK やメタデータ、ユーザーが何といっているかに基づいていいアプリをプロモートできる
いいメタデータで、どのようにアプリを褒めることができるのか
"アプリのもっとも重要なメタデータのピースはタイトル"
Short & Clear Title
(独自性&創造性を奨励)
創造性は重要だが、わかりやすさよりは重要ではない
例)
Beautylish: Makeup Beauty Tips
Makeup に関連するアプリということがわかる
タイトルに短いアプリの呼び名 + 短い解説があるとよい
SEO にも役立つ
次に重要なメタデータは詳細(description)
Functional & Vivid Desciption
・メインのメッセージを最初に!
・ユーザーになったつもりで
例)
Star Chart というプラネタリウムアプリ
”このアプリはなんなのか” を最初に書く!
phone では詳細の下のほうは折り畳まれていてみえない
最初の画面で ”このアプリはなんなのか” が見えていることをチェックする
SEO 的にも詳細の最初の方は超重要
アプリの詳細ページをどのように利用できるか
実際のユーザー体験を模倣する
ユーザーの期待を設定することが重要
1. スクリーンショット
(ユーザーは実際にこれをチェックしている!)
developer console でタブレット用、フォーン用のスクリーンショットをアップロードできる
実際のユーザー体験とスクリーンショットがすごい異なると、それはネガティブな効果になる
ユーザーはアプリをアンインストールしたり、低い評価をつけたり、ネガティブなレビューを書いたりする
2. Video previews
(ダークホースだよ)
スクリーンショットの次のレベル
例)
AutoRap というアプリ
3. Reviews & Rating
レビューや評価の順番をユーザーに関連できるように試している
同じデバイス、同じ国、同じ時間帯、サークルに追加している人、ユーザーが信頼している人、が上のほうに来るようになっている
ユーザーがレビューや評価をしつづけることは Google Play に対してすごく強いシグナルになる
インドのデベロッパーの話
彼はインドの貧弱なデバイススペック、ネットワーク通信に最適化したアプリをだした
そうすると、彼のターゲットとする人からはポジティブなレビューが付いた(星5)。その一方で 4G ネットワークがあるような環境のユーザーからはネガティブなレビューが付いた(星1)。最終的に彼はデベロッパーコンソールでターゲットとする国・キャリアを制限した。それ以降、評価の平均は上昇しだした。
つまり、”誰がターゲットとしているユーザーなのか” を考える
もしアプリが特定のユーザーをターゲットとしているなら、ターゲット外の人によってレビューが汚染されないようにする
Good App Metadata: Summary
・Creative Yet Clear Message(Title & Description)
・Mimic Real Experience(Screenshots & Video Preview)
・Know Your Audience
Discovery Features in the Store
Search and Discovery エンジンは statistics の情報は利用しない
もちろん、どのくらいインストールされているかは気にかけている
よりインストールされていれば、ランキングの上にいく
アンインストール数も気にかけている
容量の大きいゲームアプリなどで、ユーザーがクリアしたあとにアンインストールするのはどう扱うの?
そこで3つ目の統計、long installs を使う
アンインストールされるまでの時間が長い場合はペナルティにしない
最近フォーカスしていることは engagement
いつ使っているのか、どのように使っているのか
ことなる種類のアプリではなにがどのように異なるのか
例えば、Google Now は長時間使うわけではないが、ゲームでは1時間使うこともある
どっちがよくてどっちが悪いということにはならない
これについて開発者のフィードバックが欲しい
開発者からよくある質問
「この検索ワードで、私のアプリは3番目だけど、それより上にあるアプリは私のアプリよりインストール数も少ないし評価も低いよ。どうして?」
前のスライドで言及したけどアンインストール率を見ています
全インストール数に対する全アンインストール数だけでなく、最近のアンインストール率も見ています
何年もアップデートしていないアプリがあるとすると、インストール数よりもアンインストール数が多くなります
アップデートして、ユーザーがアプリを入れ続ける様にしてください
ユーザーがこれまでに行ったことを Feedback している(多くの Google Product で行われているが Google Play も例外ではない)
例えば、US で "Yahoo" と検索した場合、多くのユーザーは Yahoo アプリか Yahoo Mail アプリ をインストールする。一方、日本で検索した場合、多くのユーザーは Yahoo Japan アプリをインストールする。我々のシステムはこれをなんども学ぶことで、日本では Yahoo Japan アプリを一番目に、Yahoo アプリや Yahoo Mail アプリは2番目に表示するようになる。
同様にタブレットではモバイルデバイスのときとは異なるアプリをインストールする
我々は、デバイスタイプ、ロケール、などなどいろいろな要素を利用している
1年前に検索候補の表示に加えて、navigational search 候補も出すようになった
よくある質問で
「どのようにトップリストが生成されているのか?」
「トップリストに関連する項目は何なのか?」
がある
search or discovery system とは違って、常に我々のシステムをチューニングしている
↓ どう見えるかのスナップショット
基本的なクオリティバリアがある
レビューや評価などの考慮する指標もあるが、よりハイレベルではトップリストを国ごと、カテゴリーごと、デバイスタイプごとに作る
top paid と top free、top grossing list は Google Play の frist-time user、もしくは新しいデバイスを取得したユーザーにターゲティングしてる
彼らはベーシックなアプリを必要としているので、Google Play で最も人気のあるアプリはなにか?が必要
top new paid と top new list はすでにベーシックなアプリを持っているユーザーをターゲティングしている
最近の30日間にリリースされたアプリを対象としている
これはグローバルに配信された日に基づくので、あとから新しい国で配信をはじめてもそこの top new paid や top new list には入らない
Trending
Trending というカテゴリページがある
・内部では Movers & Shakers list と呼んでいる
・我々の予測よりも速く成長しているアプリをハイライトする
・30 day moving window
・今 hot なものがなんなのかをユーザーに伝える
・Google Play の全てのアプリが対象
・全てのアプリには我々の予測成長率がある
・予測成長率はアプリがライフサイクルのどこにいて、どれだけインストールされているかを考慮する
・サッカーのワールドカップのときには FIFA のアプリが Trending にいたし、東日本大震災のときには関連のアプリが Trending にいた
Related / Cross Sell
インストールされているアプリに似たアプリを勧める
Personalized Recommendations
パーソナライズされたおすすめ
友人が +1 しているものが出るなど
personalizing search
電車のスケジュールで検索したときに、NYC に住んでる人と SF に住んでる人は求めているものが違う
Discovery Features: Summary
・Search Statistics (The Feedback loop)
・Navigation Search Suggest
・Top Charts (Paid, Grossing, Free)
・Trending Apps
・Related / Cross Sell
・Personalizing Play(Recommendations, Search, All Lists)
5 Things You Can Do
これをやる前にまずは "すばらしいアプリを作ること" !
1. "Designed for Tablets"
タブレットに対応する
2. Ensure helpful Web Anchors
サプリ用のサイトを用意する
レビューサイトに記事を書いてもらう
よく知られていないが、アプリのランキングをあげる有効な方法
3. Avoid Common Mistakes
・有名なアプリとちょっとだけ違う名前を選ばない
月あたりの 6M+ のユニークフレーズ検索の 50% はミススペリング、でもほとんどのユーザーは求めていたものにたどり着けている
autocorrect で有名なアプリに直されたら、自分のアプリのところにはこれない
・国とキャリアの制限
・デベロッパーの URL があるなら、それを設定する(わりと重要)
4. APK を小さくする
・小さい APK はよりインストールされている
・小さい APK はよりアンインストールされていない
・コアコードと SDK コードのパーセンテージ
・リンクしているライブラリ
5. アプリの Viral Loop を作る
・ソーシャルレビュー
・アプリ内からの友人の +1s
Google+ recommendations API page を使うとアプリ内からアプリに +1 できる
# ドキュメントは https://developers.google.com/+/mobile/android/recommend
# 「What's new in Google Play Services」の最後で紹介されていた +1 ボタンを表示できる機能を使うっぽい
# 自分のアプリの Google Play Store の URL で PlusOneButton を使う
数ヶ月以内にアプリ内評価、アプリ内レビューもできるようにする
・Social Leaderboards, Multiplayer, etc Google Play game services
5 Things You Can Do: Summary
・Designed for Tablets
・Helpful Web Anchors
・Avoid Common Mistakes
・Smaller APK
・Promote Reviews & Ratings
・+1 from Within App
・Play Games Services
User Acquisition(ユーザーの獲得)
・Organic
・Viral
・Paid
Paid ユーザーの獲得は organic と viral にいいインパクトを与える
Lifetime Value
・User Acquisition
・User Retention
・User Monetization
User Retention
1. short-term user retention ratio
そのようにユーザーをキープするのか
なにをユーザーと約束するか
2. long-term user retention ratio
Scramble というアプリの例
ワードゲームだったので、最初は多くのユーザーを獲得した
時間が経つにつれてよりソーシャルな方向に成長した
User Monetization
インストールに対するレベニュー
Active User に対するレベニュー
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