6月26日金曜日にAndroid Bazaar and Conference 2009 Spring
に行ってきました。
場所は渋谷の青少年センターで、代々木公園の奥の方にあります。
原宿からだと歩いて10分くらい、渋谷から歩いたので30分くらいかかって
しまいました。
ちょうど Google の公演から聞くことができました。
話していたのはクリスさんで、すごく日本がペラペラでビックリしました。
Androidが出てから 8ヶ月、現在 21ヶ国、32のキャリアに搭載されているそうです。日本では docomo から来月の上旬(クリスさんの予想)に、HT03Aという機種が発売されます。仕様は 画面 3.2インチ、3.2M カメラ、7.2M HSDPA、Android 1.5 だそうです。
日本は携帯アプリの歴史が長く、携帯向きアプリの開発者が多いこと、さらに
携帯でインターネットを使う土台があること(たぶん i-mode や ezweb など
で多くの人が使って来たって意味だと思う)から、日本で Android 携帯が成功
することは重要な意味がある とのこと。
特に彼は、日本語に訳された(表示やアプリの説明が日本語になっている)
アプリが現状ではあまりないことを強調していた。
来月 docomo から Android 携帯が発売された後、最初にたくさんダウンロード
されるのは、この日本語仕様になったアプリだと思うから、これからアプリを
開発するなら、ぜひ日本語化してほしいと言っていた。
Google はアプリがマーケットにアップロードされる際には何もチェックしない。
後から悪質なアプリをマーケットから削除する機能はあるが、それはユーザから
の報告などをトリガーとするもので、Google が積極的にチェックはしないらしい。
Android の日本語マーケットでは、最初の1,2ヶ月は無料のアプリのみにする。
これは、Android マーケットからアプリをダウンロードする習慣を作ることが目的。
ADC2 (Android Developer Challenge 2) という開発コンテストにぜひ参加して
ほしいといっていた。受付期間は 8月~11月くらい。ただし無料アプリのみ。
Google がマーケットにアップするアプリをチェックしないことから、
スパイウェアなどの危険性について質問があがっていた。
クリスの回答は、Android ではセキュリティが高くなるように設計されていて、
スパイウェアは作りにくいこと、アプリをダウンロードするときに、そのアプリが
どのような機能を使うかをチェックできること(たとえば、インターネットに
接続するかどうかとか)を根拠にあげていた。
ユーザからの指摘でマーケットからアプリが削除されると、ダウンロードした
ユーザの端末からも削除される。
この後、docomo と KDDI の公演があった。
午後はハンズオンに参加した。
内容は基本的なもので、Hello Android の作成とIntent の使用、
Google Maps API の使用でした。
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