来週の英語口頭表現の授業でミニプレゼンテーションをするので、
発表内容の「おせち」についていろいろ調べてみました。
「おせち」は元々、平安時代に宮中で節日(1月1日+五節供)
に神様にお供えした食べ物がはじまりだそうです。
ちなみに、五節供は1月7日(人日)、3月3日(上巳)、5月5日(端午)
7月7日(七夕)、9月9日(重陽)の5つの日のことで、中国からきたそうな。
江戸時代に入って、「おせち」文化が一般の人にも広がって、その内
もっとも盛大にお祝いする元日の食べ物が「おせち」と呼ばれるように
なったそうです。
お重は3段から5段が一般的で、各段にどの料理を入れるのか決まっています。
3段の場合だと、1段目はお屠蘇の肴になるような蒲鉾、昆布巻き、黒豆、伊達巻
などで、2段目はなますなどの酢の物や焼き物、3段目は煮物が入ります。
おせち料理にはいろいろな願いが込められていて、黒豆は「まめに働く」とか、
数の子は「子孫繁栄」、昆布巻きは「こぶ」と「よろこぶ」のごろが似ているから
「幸せ」、田作りは「豊作」、金団は「豊かな収入」(金の団子)、海老は「長寿」
(海老のように腰が曲がるまで生きる)、紅白なますは「お祝い」、伊達巻は形が
巻物に似ているから「文化の発展」、などなど「おせち」を食べるとすごくいい
一年になる気がしてきました。
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